2009年3月14日土曜日

一気に読んだよ栗きんとん事件

今日は残業後に本屋に滑り込み、『秋期限定栗きんとん事件 下』を買ってきました。買って、そのまま地下鉄で読み出して、帰宅後にも読み続けて一気に読み終わりました。

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
米澤 穂信
東京創元社
売り上げランキング: 30


小市民コンビを解消した小鳩くんと小山内さん。小鳩くんには彼女が出来て、小山内さんにも彼氏ができる。学校新聞に改革をもたらし自分という存在を示したい新聞部の瓜野と、小市民を目指しつつ本性を抑えられない小鳩くん。二人の視点で交互に進む物語は、瓜野が追う連続放火事件によって交差する。
連続放火事件を追うミステリであり、自己顕示欲や自意識過剰や恋愛や友情がちりばめられた青春学園小説でもあり、それでいて深刻さや重苦しさをヒラリと回避する軽やかさが心地よい。

あー、栗きんとんとかケーキとか、色々食べたくなる困ったシリーズですね。

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