2009年1月4日日曜日

一人暮らしがしたいなぁ

もう30を超えているけど実家に住んでいる。

理由はいくつかある。

入社8年目だけど、年収のピークは5年前に終わり、緩やかに下降している。夏のボーナスが満額じゃなかった1年目よりは上だけど、今でも2年目と変わりない金額だ。だから経済的にキツイというのが第一の理由。これはもう、頑張ればいいんじゃないって話だ。節約方面で。

第二の理由は、親のサポート。ともに今年で還暦だ。還暦くらいなら介護が必要なレベルではないと世間では思うだろう。確かに介護は必要ない。でも一人は身体に障害を抱えており、全身の筋力が弱くなっている。基本的に車椅子で生活している。こういう場合は「介護」ではなく「介助」になる。護られる必要は無く、生活の一部分で助けが必要ということ。それでも、車椅子から落ちてしまうと、同じ還暦の相方が一人で車椅子に戻すのはとても大変だ。「もしも」のために自分が家にいると助かるわけだ。実際に、年に数回はピンチがある。でも、年に数回なんだ。

最後は上に比べると非常に弱い動機。会社も家の事情は分かっているので、転勤を拒否したときにも理解してくれた。でも一人暮らししたらどうだろう。会社には転居の届けが必要になり、一人暮らしだと分かってしまう。住宅手当とかもあるから。そうなると、転勤できない理由がなくなったと思われるかも。そもそもの理由は、会社が何年持つかわからないので、地方に行って潰れられたらどうしようもない、という点だったのだけど。

でも一人暮らししたい。すべてを自分のタイミングで進めたい。物も増えているのに6畳未満の部屋にいるのは辛い。何より、友達などを呼べない。もっと下世話な言い方をすると、女の子を連れ込めない。実家住まいで車も持っていないというのは、色々なチャンスを失っているように思う。もっとも、それは肝心なところでのほんのちょっとしたプラスであり、基本的にはその前段階、それ以上に出会いがないとどうしようもないのだけどね。

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