2008年10月16日木曜日

『壁抜け男の謎』を読書中

 有栖川有栖『壁抜け男の謎』(角川書店)を読み始めた。
 金がなくて時間が有り余っていた学生時代は貪るように本を読んだが、社会人になってからはなかなか読書時間を確保できない。ハードカバーもためらいなく購入できるようになったのに、買った本を読めないのだから意味がない。
 文庫や新書・ノベルスは通勤時間に地下鉄で読んでいるが、ハードカバーは自宅で読む。積読本が何冊も溜まっているのだが、ようやく1冊に着手した。
 有栖川有栖は80年代末から90年代初めに相次いでデビューした「新本格派」と呼ばれる作家たちの1人だが、綾辻行人や法月倫太郎、我孫子武丸らが寡作になっていく中ではコンスタンスに新刊を出している。大好きな作家の1人であり、信頼できる作家。そして実際にあったことのある数少ない作家の1人だ。
 そういえば、綾辻行人との共同企画「安楽椅子探偵」シリーズの6作目が年内にDVDで発売される。楽しみ楽しみ。

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